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Projects

精神科遠隔医療

研究について

遠隔医療とは通信技術を活用した健康増進、医療、介護に資する行為をいいます。日本の精神医療は、現在、高齢化、医師の偏在、引きこもりなど多くの問題を抱えており、遠隔医療技術によってその多くに対処できる可能性があります。

慶應義塾大学のチームでは、Telepsychiatryを理想的な形で普及させ、日本の多くの方を支援するために、ビデオ会議・WEB会議システムや他の媒体を用いた遠隔医療の臨床研究に取り組んでいます。また、日本遠隔医療学会に2015年より精神科分科会を組織し、全国の多くの先生方と連携した研究活動を行っています。

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Funding

本研究は2017年1月より2018年3月まで、日本医療研究開発機構(AMED)の委託研究として、J-INTEREST
(Japanese Initiative for Diagnosis and Treatment Evaluation Research in Telepsychiatry研究が行われました。
このJ-INTREESTでは、4つの臨床研究、データベース構築、そして遠隔医療の質を保ちつつ、多くの先生方が利用できるようにするための医師向け手引書(暫定版)を策定しました。

精神科領域における遠隔(オンライン)診療のための手引書

慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室の岸本泰士郎専任講師らの研究グループは、アメリカ遠隔医療学会(ATA)の協力を得ながら、医師・法律家・技術専門家による協議を重ね、安全で質の高い精神科の遠隔医療を患者さんに届けるため、精神科領域における医師向けの手引書を作成し2018年12月26日にリリースしました。

日本遠隔医療学会中に2015年に設立。日本に広くTelepsychiatryの導入するために、対面診療との妥当性の検証を実施する研究活動の推進、さらに社会実装を目指した活動を行っております。

分科会メンバー

岸本 泰士郎   (分科会代表)

慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室


飯干 紀代子    

志學館大学 人間関係学部心理臨床学科


内田 直    

すなおクリニック 院長

小澤 寛樹    

長崎大学医学部精神神経科学教室

 

落合 孝文    

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業

来田 誠    

新六本木クリニック

木下 翔太郎  

慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室

佐藤 大介    

千葉大学医学部附属病院

次世代医療構想センター


清水 栄司    

千葉大学医学部附属病院 

認知行動療法センター

垂水 沙梨    

桜ヶ丘記念病院


成本 迅    

京都府立医科大学大学院

医学研究科精神機能病態学

船木 桂    

慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室

藤田 卓仙    

慶應義塾大学医療政策管理学


三村 將    

慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室


吉田 和生    

慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室


吉村 健佑    

千葉大学医学部附属病院
次世代医療構想センター

遠隔精神科医療手引書 策定会議

J-INTERESTのプロジェクトの一環として、遠隔医療の質を保ちつつ、多くの先生方が利用できるようにするため、Telepsychiatryのための手引書を策定しています。手引書策定会議の議事録は以下からダウンロードいただけます。

第一回全体会議(2017.05.11)

第一回WG主要メンバー会議(2017.06.01)

第二回全体会議(2017.10.01)

第二回WG主要メンバー会議(2017.10.01)

第三回全体会議(2017.12.11)

第四回全体会議(2018.03.29)

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